CSSテンプレート：float: left;

📝 使用用途

このテンプレートは、要素を古典的な float: left; で横並びにしたい場合に使用します。Flexboxが使えない環境や、旧ブラウザ対応が必要な時に便利です。

📘 解説

各要素に float: left; を指定し、横幅を設定することで横並びを実現しています。最後に .clearfix を付けることで、親要素の高さが保たれます。

✅ デモ

Box 1

Box 2

Box 3

📄 コード（部分）

<style>
  .float-box {
    float: left;
    width: 30%;
    margin-right: 5%;
    padding: 1rem;
    background: #f9f9f9;
    border: 1px solid #ccc;
    text-align: center;
  }
  .float-box:last-child {
    margin-right: 0;
  }
  .clearfix::after {
    content: "";
    display: block;
    clear: both;
  }
</style>

<div class="clearfix">
  <div class="float-box">Box 1</div>
  <div class="float-box">Box 2</div>
  <div class="float-box">Box 3</div>
</div>

📦 コード（HTMLまるごと）

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>float: left デモ</title>
  <style>
    .float-box {
      float: left;
      width: 30%;
      margin-right: 5%;
      padding: 1rem;
      background: #f9f9f9;
      border: 1px solid #ccc;
      text-align: center;
    }
    .float-box:last-child {
      margin-right: 0;
    }
    .clearfix::after {
      content: "";
      display: block;
      clear: both;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <div class="clearfix">
    <div class="float-box">Box 1</div>
    <div class="float-box">Box 2</div>
    <div class="float-box">Box 3</div>
  </div>
</body>
</html>

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📐 floatレイアウトの実践的活用テクニック

float: leftは古典的ながら今も使われる重要なCSSプロパティです。FlexboxやGridが主流となった現在でも、レガシーな環境でのレイアウト構築に欠かせません。

🔄 floatの基本的な仕組み

float要素は通常の文書フローから外れ、親要素の左端または右端に配置されます。重要なのは、必ずwidth値を指定することと、親要素にclearfixを適用することです。これにより、親要素の高さが正しく計算されます。

⚠️ よくある問題と解決策

float要素の高さが異なる場合、意図しない回り込みが発生することがあります。これを防ぐには、各float要素にoverflow: hiddenを追加するか、display: inline-blockと組み合わせる方法が有効です。

🛠️ 実践的な応用例

画像の回り込み（テキストが画像を囲むレイアウト）や、複雑な新聞・雑誌風のレイアウトに適しています。また、shape-outsideプロパティと組み合わせると、テキストを円形や多角形に回り込ませる高度なデザインも可能です。

floatはレスポンシブデザインにも対応可能ですが、メディアクエリで適切にfloat: noneを指定するなど、モバイル環境での表示にも配慮が必要です。現代のWeb開発ではFlexboxやGridを優先しつつ、floatは特定の用途に限定して使用することが推奨されます。