CSS入門:id名で指定するセレクタの使い方
📝 使用用途
このテンプレートは、HTML要素のidを使って特定の要素を選択し、スタイルを適用する方法を示します。特定のIDを持つ要素に対してスタイルを変更するのに役立ちます。
📘 解説
以下のコードでは、id属性で指定された要素にCSSスタイルを適用しています。この例では、id="howtocss"を持つ
タグを選択し、その中の文字色を青に変更しています。
🔹 部分コード(id名指定)
/* id名で指定したスタイル */
#howtocss {
color: blue; /* 文字色を青に */
}
💻 完全動作コード(id名指定)
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>CSS id名指定のデモ</title>
<style>
/* id名で指定したスタイル */
#howtocss {
color: blue; /* 文字色を青に */
}
</style>
</head>
<body>
<div id="howtocss">
<h1>CSSの書き方</h1>
<p>これは段落です。</p>
</div>
</body>
</html>
🧩 idセレクタの実践的な使い方
CSSのidセレクタは、#id名という形式で特定の要素を選択する強力な方法です。classセレクタと異なり、ページ内で一意の要素に対してスタイルを適用する際に適しています。
🔍 idセレクタの特徴
idセレクタには以下のような特徴があります:
- 1つのページ内で同じid名は1つだけ使用可能
- CSSの詳細度が高い(classセレクタより優先される)
- JavaScriptで要素を取得する際にも利用可能(
document.getElementById())
💡 適切な使用場面
idセレクタは次のような要素に使用すると効果的です:
・ページのメインコンテンツ領域(<main id="main-content">)
・ヘッダー/フッター(<header id="page-header">)
・重要なUIコンポーネント(<div id="modal-window">)
⚠️ 注意点
idセレクタを多用すると、以下の問題が発生する可能性があります:
1. スタイルの再利用性が低下(同じスタイルを複数要素に適用できない)
2. CSSの詳細度が高くなりすぎて管理が困難に
3. 後からスタイルを上書きする際に!importantが必要になる場合も
ベストプラクティスとしては、汎用的なスタイルにはclassセレクタを、ページ内で唯一の要素に対してのみidセレクタを使用するのがおすすめです。
コピーしました!