WinSCPで編集前に自動バックアップする運用
WinSCPでサーバー上のファイルを直接編集したり、ローカルで直したファイルを上書きしたりする前に、今の本番ファイルをPCへ残しておくと復旧がかなり楽になります。
この記事では、WinSCPの「編集前に必ずダウンロードする」運用、バックアップフォルダ名、上書き前の確認、戻し方をロリポップのサイト修正向けに整理します。
編集前バックアップの流れ
右側のサーバーファイルを先にPCへ保存し、編集、アップロード、表示確認、失敗時の復元までをひとまとまりにします。
自動バックアップとは何を残すことか
ここでいう自動バックアップは、作業のたびに決まった手順で「編集前のサーバー側ファイル」をPCへ保存する運用です。完全なサーバー丸ごとバックアップではなく、直す予定のファイルをすぐ戻せる状態にします。
- 上書きする前の
index.phpや記事ファイル - 表示崩れに関係する
assets/css/style.css - サイト全体に影響する
includes/の共通ファイル - 500エラーになりやすい
.htaccess - 本番だけ内容が違う
config.phpやDB接続設定
バックアップフォルダ名を固定する
PC側には、日付、対象、作業内容が分かる名前で保存します。後で戻す時に迷わないことが大事です。
backup/
2026-05-14-before-css-edit/
2026-05-14-before-htaccess-edit/
2026-05-14-before-contact-form-fix/
WinSCPで編集前に保存する手順
- WinSCPでロリポップに接続する
- 右側で公開フォルダを開く
- これから編集するファイルを右側で選ぶ
- 左側でバックアップ用フォルダを開く
- 右側から左側へダウンロードする
- 保存したファイルを開き、編集前の中身であることを確認する
上書き前に見るチェックリスト
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 右側が本番の公開フォルダか | 別フォルダへ上書きしても反映されない |
| サーバー側の編集前ファイルを保存したか | 失敗してもすぐ戻せる |
| ローカルのファイルが最新版か | 古いファイルで本番を戻してしまう事故を防ぐ |
.htaccess や設定ファイルを含むか | 1ファイルの失敗で全ページに影響する |
| アップロード後に直接URLで確認するか | トップページだけ見ても不具合を見逃すことがある |
戻す時は必要なファイルだけ戻す
表示が崩れた時に、フォルダ全体をまとめて戻すと、問題のない変更まで消えてしまうことがあります。まずは直前に上書きしたファイルだけを戻します。
- 今のサーバー側ファイルも別名でPCへ保存する
- バックアップフォルダから戻すファイルを選ぶ
- 右側の同じ場所へアップロードする
- ブラウザで対象URLを強制再読み込みする
- 戻ったことを確認してから次の修正をする