ロリポップでサブドメインを作ってテスト環境を分ける方法
本番サイトを直接修正すると、CSS崩れ、PHPエラー、.htaccessの500エラーがそのまま訪問者に見えてしまいます。大きめの修正をする時は、サブドメインでテスト環境を作り、本番とは別の公開フォルダで確認してから反映すると安心です。
この記事では、ロリポップでtest.example.comのようなサブドメインを用意し、FTPで別フォルダへアップロードし、検索避けやアクセス制限も含めて確認する流れを整理します。
本番とテストを分ける考え方
本番ドメインとテスト用サブドメインで公開フォルダを分け、確認後に必要なファイルだけ本番へ反映します。
サブドメインを使う場面
小さな誤字修正なら本番へ直接反映してもよいですが、次のような作業ではテスト環境があると戻しやすくなります。
- トップページや共通レイアウトを大きく変える
- PHPのinclude、DB接続、フォーム処理を触る
.htaccessのリダイレクトを試す- CSSや画像をまとめて差し替える
- PHPバージョン変更後の動作を確認する
公開フォルダを本番と分ける
テスト環境で一番大事なのは、サブドメインが本番と同じフォルダを見ないようにすることです。たとえば本番が/main-siteなら、テストは/test-siteのように分けます。
example.com
公開フォルダ: /main-site
test.example.com
公開フォルダ: /test-site
同じ公開フォルダを指定すると、テストのつもりで触ったファイルが本番にも影響します。
テスト環境へファイルをコピーする
FileZillaやWinSCPで、本番サイトの現在のファイルをPCへ保存し、テスト用公開フォルダへアップロードします。DBを使うサイトでは、本番DBを直接書き換えないように注意します。
| 対象 | テスト環境での扱い |
|---|---|
index.php | テスト用公開フォルダ直下へ置く |
assets/ | CSSや画像を本番と同じ階層で置く |
includes/ | includeパスが本番と同じ形になるように置く |
| DB設定 | 本番DBを更新する処理は特に注意する |
.htaccess | 本番用リダイレクトをそのまま使わない |
検索避けとアクセス制限を入れる
テスト環境は検索結果に出したくないことが多いです。最低限、noindexを入れます。さらに見られたくない場合はBasic認証も検討します。
<meta name="robots" content="noindex,nofollow">
本番へ反映する時に、テスト用のnoindexを本番へ持ち込まないように注意してください。
本番へ反映する前の確認
テスト環境で表示できたら、そのまま全部を本番へ上書きするのではなく、変更したファイルだけを本番へ反映します。
- テストURLでトップページと変更ページが開く
- CSS、画像、フォーム、DBページを確認した
- テスト用の
noindexやBasic認証設定を本番へ送らない - 本番へ送るファイルリストをメモした
- 本番反映前にバックアップを取った
よくある失敗
| 失敗 | 確認ポイント |
|---|---|
| サブドメインが本番と同じ表示になる | 公開フォルダが同じになっていないか |
| CSSや画像だけ崩れる | テスト側にもassetsを同じ階層で置いたか |
| PHPが真っ白になる | includeパス、DB設定、エラーログを確認する |
| 本番がテストへリダイレクトされる | .htaccessの転送先を確認する |
| テストページが検索に出る | noindexやアクセス制限を入れたか |