ロリポップでphp.iniを変更する時の注意点
ロリポップでPHPが真っ白になる、アップロード容量を増やしたい、エラー内容を一時的に表示したい時に、php.iniやPHP設定を触ることがあります。ただし、設定変更はサイト全体に影響することがあるため、変更前の状態を残してから進めるのが安全です。
この記事では、display_errors、memory_limit、upload_max_filesize、文字コードまわりなどを変更する時に、何をメモし、どこを確認し、いつ戻すかを整理します。
php.ini変更前後の確認順
変更前の状態をメモし、1項目ずつ変更し、対象ページで確認してから、不要なエラー表示を戻します。
変更前に必ずメモする
php.iniやPHP設定は、どの設定を変えたか分からなくなると戻しにくくなります。作業前に現在の状態をメモしておきます。
- 対象ドメイン
- 現在のPHPバージョン
- 変更する項目名
- 変更前の値
- 変更理由と確認したいURL
よく触る設定
| 設定 | 使う場面 | 注意点 |
|---|---|---|
display_errors | PHPエラーを一時的に画面で見る | 本番で出しっぱなしにしない |
memory_limit | 画像処理や重い処理でメモリ不足になる | 上げれば必ず直るわけではない |
upload_max_filesize | アップロードできるファイルサイズを調整する | post_max_sizeとの関係も見る |
post_max_size | フォーム送信やファイル送信の上限を調整する | upload_max_filesizeより小さいと詰まる |
| 文字コード系 | 文字化けやメール送信の確認 | PHPコード側の指定も合わせて見る |
1項目ずつ変更する
複数の設定を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。まず1項目だけ変更し、対象ページを開いて、エラーログや表示を確認します。
変更メモ:
対象ドメイン:
変更日時:
変更した項目:
変更前:
変更後:
確認URL:
結果:
戻したか:
display_errorsは調査後に戻す
display_errorsは、真っ白画面の原因を探す時に役立つことがあります。ただし、公開サイトで出しっぱなしにすると、サーバー内のパス、ファイル名、設定の一部が見える可能性があります。
エラー文を確認したら、種類、ファイル名、行番号をメモして、表示設定は戻します。詳しいエラー文の読み方は ロリポップでPHPエラーログを見る方法 も参考になります。
容量設定を変える時の注意
ファイルアップロードで詰まる時は、upload_max_filesizeだけでなく、post_max_size、フォーム側の制限、PHPコード側のチェックも確認します。
upload_max_filesizeだけ上げても直らないことがあるpost_max_sizeが小さいとフォーム全体で止まる- PHPコード側で独自にサイズ制限している場合がある
- 大きすぎるファイルは処理時間やメモリにも影響する
変更後に見るページ
設定変更後は、トップページだけでなく、実際に影響を受けるページを開きます。
| 変更した設定 | 確認するページ |
|---|---|
display_errors | エラーが出ていたPHPページ |
| 容量設定 | ファイルアップロードやフォーム送信ページ |
| 文字コード系 | 日本語表示、メール送信、DB表示ページ |
| PHPバージョン関連 | include、DB接続、フォーム、管理画面 |
戻す判断を先に決める
設定変更で直ったように見えても、別のページで副作用が出ることがあります。特に本番サイトでは、調査用の設定を戻す条件を先に決めておきます。
- 原因調査が終わったら
display_errorsを戻す - 変更後に別ページで500エラーが出たら元の値へ戻す
- 容量設定を上げても直らなければPHPコード側を確認する
- 戻した後も対象URLを開いて確認する