ロリポップで自作PHPサイトを安全に更新する手順
ロリポップで自作PHPサイトを運用している場合、更新作業は「ファイルを直してFTPで上げる」だけに見えます。
ただし、PHP、共通パーツ、.htaccess、DB接続設定を触る時は、1つのミスでサイト全体が真っ白になったり、500エラーになったりします。安全に進めるには、毎回同じ順番で確認するのが大事です。
自作PHPサイト更新の安全な流れ
サーバー上の現状を保存してから、ローカルで編集、構文チェック、FTP転送、公開後確認の順で進めます。
先に結論
自作PHPサイトを更新する時は、この順番で進めます。
- サーバー上の現状ファイルをバックアップする
- 更新するファイルを一覧にする
- ローカル環境で編集する
- PHP構文チェックを通す
- ローカルURLで表示確認する
- FTPで変更ファイルだけアップロードする
- 公開URLでPC/SPとフォームを確認する
- 問題があれば、バックアップへ戻す
1. サーバー上の現状をバックアップする
更新前に、今ロリポップ上で動いているファイルをパソコン側へ保存します。自分の手元にある古いファイルではなく、サーバー上の現在のファイルを保存するのがポイントです。
- 更新予定のPHPファイルをダウンロードした
nav.php、footer.phpなど共通パーツを保存したassets/css/style.cssなどCSSを保存した.htaccessを触る場合は必ず保存した- DBを触る作業ならDBバックアップも検討した
2. 更新するファイルを一覧にする
FTPでまとめて上げる前に、今回変更するファイルを書き出します。変更ファイルが分かっていると、反映されない時や壊れた時に原因を追いやすくなります。
| ファイル | 確認すること |
|---|---|
| PHP | 構文エラー、include、DB接続、フォーム処理 |
| CSS | スマホ表示、他ページへの影響、キャッシュ |
| JavaScript | メニュー、ボタン、フォーム、コピー機能 |
| 画像 | パス、ファイル名、拡張子、大文字小文字 |
| .htaccess | リダイレクト、SSL、500エラーの危険 |
3. ローカルで編集する
できるだけ、サーバー上のファイルを直接編集せず、パソコン側で編集します。直接編集すると、保存した瞬間に公開サイトへ影響するため、戻しにくくなります。
- VSCodeなどでローカルファイルを編集する
- 1回の作業で変更する範囲を小さくする
- AIが出したコードは差分で確認してから入れる
- 不要な全置換や全ファイル上書きを避ける
4. PHP構文チェックを通す
PHPファイルを変更したら、アップロード前に構文チェックをします。引用符、括弧、セミコロンのミスは、本番へ上げる前に止められます。
C:\xampp\php\php.exe -l index.php
C:\xampp\php\php.exe -l contact.php
C:\xampp\php\php.exe -l templates/lolipop/example.php
5. ローカルURLで表示確認する
php -l は構文だけを見るため、include、CSS、画像、リンク、フォームの動作までは分かりません。ローカルサーバーで実際のURLとして開いて確認します。
- トップページが開く
- 更新したページが開く
- 共通ナビとフッターが表示される
- CSSと画像が読み込まれる
- フォームやボタンが必要な範囲で動く
6. FTPで変更ファイルだけアップロードする
確認できたら、FileZillaやWinSCPでロリポップの公開フォルダへアップロードします。関係ないファイルまでまとめて上げると、古いファイルで上書きする事故が起きやすくなります。
- 公開フォルダが正しいか確認する
- 変更したファイルだけアップロードする
- 転送失敗がないか確認する
- サーバー側の更新日時を見る
.htaccessは特に慎重に上書きする
7. 公開URLで確認する
アップロード後は、ロリポップの管理画面やFTPソフトではなく、公開URLをブラウザで開いて確認します。
- 公開URLで200表示される
- PCとスマホで崩れていない
- 画像、CSS、JavaScriptが反映されている
- 内部リンクが切れていない
- フォームを使うページはテスト送信した
- エラーが出た時に戻すファイルが分かる
更新前にAIへ確認する文例
AIにコード修正を頼んだ場合は、本番へ上げる前に安全確認を頼むと安心です。
ロリポップで自作PHPサイトを更新します。
本番へアップロードする前に、安全確認をしてください。
変更したい内容:
変更するファイル:
触ってほしくないファイル:
.htaccessを触るか:
DBを触るか:
バックアップ済みのファイル:
ローカルで確認したこと:
確認してほしいこと:
1. 本番へ上げる前に足りない確認
2. 壊れやすい箇所
3. 先にバックアップすべきもの
4. アップロードするファイルの範囲
5. 公開後に見るURLと操作
6. 問題が出た時の戻し方
安全更新チェックリスト
- サーバー上の現状ファイルを保存した
- 変更ファイル一覧を作った
- ローカルで編集した
- PHP構文チェックを通した
- ローカルURLで確認した
- 変更ファイルだけFTPでアップロードした
- 公開URLでPC/SP表示を確認した
- フォームやリンクを確認した
- 問題が出た時に戻せる