ロリポップでバックアップを取る方法
ロリポップでPHP、CSS、.htaccess、問い合わせフォーム、データベースまわりを触る前に、戻せる状態を作っておくと復旧がかなり楽になります。バックアップは難しい作業ではなく、「今のファイル」「DB」「設定メモ」を分けて保存するだけでも効果があります。
この記事では、FTPでダウンロードするファイル、phpMyAdminで保存するMySQL、編集前に必ず残したい.htaccess、復元前に確認することを順番に整理します。
確認日と対象
確認日: 2026年5月18日。ロリポップでWordPressではないHTML/CSS/PHPサイトをFTPまたはFTPSで更新している初心者向けです。
サーバー丸ごとの自動バックアップ設計や、WordPressプラグインのバックアップ手順は対象外です。ここでは、修正前に「戻せるファイル」「戻せるDB」「作業メモ」を残すための最小手順を整理します。
この記事で解決する症状
- AIやCodexに修正を頼む前に、何を保存すればよいか分からない
- FTPで上書きした後、元に戻せるか不安
.htaccessやPHPを触る前に、失敗時の戻し方を決めたい- MySQLを使っているサイトで、ファイルだけ保存すればよいのか迷っている
このページで整理できること
- AIやCodexに修正を頼む前に、先に保存するファイルとDBを分けること
- FTPで上書きする前に、サーバー上の現行ファイルをPCへ残すこと
.htaccess、config.php、db_config.php、includes/のような影響範囲が大きいファイルを見落とさないこと- MySQLを使っているサイトで、ファイルだけでなくSQLエクスポートも必要か判断すること
- 失敗後に追加修正を重ねる前に、どこまで戻すかをメモにすること
最初に分けること
バックアップは「全部を毎回保存する」よりも、これから触る場所と、壊れた時に戻したい場所を分ける方が実用的です。作業前に次の表で保存範囲を決めます。
| これからやる作業 | 先に保存するもの | 一緒に残すメモ |
|---|---|---|
| AIやCodexが出したHTML/CSSを上げる | 変更予定のHTML/PHP、CSS、画像、共通パーツ | どのファイルを変える依頼か、公開後に見るURL |
.htaccess やリダイレクトを触る |
.htaccess、公開フォルダの現在状態 |
変更理由、戻す時の別名、500になった時の確認URL |
| 問い合わせフォーム、ログイン、管理画面を直す | フォーム処理PHP、設定ファイル、関連するincludes/ |
送信テスト条件、触ってほしくない設定ファイル |
| MySQLのテーブルや保存内容を変える | 対象DBのSQLエクスポート、関連PHP、設定ファイル | 対象DB、対象テーブル、戻す必要がある範囲 |
| 原因不明のエラーを直す | 直前に触ったファイル、エラーログ、現在のDB | エラーが出た時刻、変更前後の差分、復元候補 |
修正前に残すもの
ファイル、データベース、設定メモを分けて保存し、復元前には一度ローカルや別名ファイルで確認します。
バックアップ前に伏せる情報
AIや制作会社へ相談する時に、バックアップ対象を説明することは大事です。ただし、次の情報はそのまま貼らないでください。
- FTPホスト、FTPユーザー名、FTPパスワード
- ロリポップやドメイン管理会社のログイン情報
- DBホスト名、DB名、DBユーザー名、DBパスワード
- APIキー、管理画面URL、顧客情報や問い合わせ内容
バックアップするタイミング
小さな修正でも、次の作業をする前はバックアップを残しておくと安心です。
.htaccessを編集する前- PHPバージョンを変更する前
- 問い合わせフォームやログイン機能を直す前
- CSSや画像をまとめて差し替える前
- DB接続設定、テーブル構造、フォーム保存先を変更する前
FTPでファイルを保存する
まずはWinSCPやFileZillaで、公開フォルダの重要ファイルをPC側へダウンロードします。全ファイルを毎回保存しなくても、変更する範囲を中心に残せば復旧しやすくなります。
| 保存するもの | 理由 |
|---|---|
index.php や編集する記事 | 表示が崩れた時にすぐ戻せる |
assets/css/ | CSS差し替え後の表示崩れに戻せる |
includes/ | 共通部品の変更は全ページに影響する |
.htaccess | 500エラーやリダイレクト不具合の復旧に必要 |
| フォーム処理PHP | 送信できない、迷惑メールに入る問題を戻せる |
バックアップフォルダの作り方
PC側には日付と作業内容が分かる名前で保存します。あとから探す時に「いつ・何の前に取ったか」が分かることが大事です。
backup/
2026-05-14-before-htaccess-edit/
2026-05-14-before-php-version-change/
2026-05-14-before-contact-form-fix/
MySQLはphpMyAdminでエクスポートする
掲示板、問い合わせ履歴、会員情報、商品一覧などをDBに保存している場合は、ファイルだけでは足りません。ロリポップの管理画面からphpMyAdminを開き、対象データベースをエクスポートして.sqlとして保存します。
- 対象データベース名を確認する
- エクスポート形式は基本的にSQLを選ぶ
- 保存したSQLファイル名に日付を入れる
- 復元予定がある時は、編集前のSQLを上書きしない
.htaccessは別名コピーを残す
.htaccess は1行のミスでサイト全体が500エラーになることがあります。編集前にPCへダウンロードし、さらにサーバー上でも別名コピーを残せるなら残しておきます。
.htaccess
.htaccess.backup-20260514
WinSCPで.htaccessが見えない場合は、隠しファイル表示を確認してください。
復元する前に確認すること
焦って全部戻すと、直したい変更まで消してしまうことがあります。復元前に「何を戻すのか」を絞ります。
- PHPだけ戻すのか、CSSも戻すのかを分ける
- DBを戻す前に、今のDBも別名でエクスポートする
.htaccessは一度別名にして、500エラーが消えるか確認する- 復元後はトップページだけでなく、変更したURLを直接開く
追加修正を頼む前に止まる場面
AIやCodexへ「もう一回直して」と頼む前に、戻せる材料があるかを確認します。原因が分からないまま追加修正を重ねると、どの変更で壊れたか分からなくなります。
| 状態 | 先にやること | 使うページ |
|---|---|---|
| 公開後に表示が崩れた | 変更したCSS/HTML/PHPだけを戻せるか確認する | AI修正コードをアップロードする前の確認 |
| 500エラーになった | .htaccess とPHP構文を分け、直前ファイルを戻す候補にする |
.htaccess編集後の500確認 |
| DBを変えた後に戻したい | 今のDBも保存し、編集前SQLを上書きしない | AI SQL安全確認メモメーカー |
| どこまで戻すか判断できない | 変更ファイル、バックアップ済み範囲、確認URLをメモにする | AI修正後の戻し方メモメーカー |
AIに貼る相談メモ
AIやCodexに修正を頼む前は、保存したもの、これから触るもの、触ってほしくないものを分けて伝えます。秘密情報は伏せ字にしてください。
ロリポップでサイトを修正する前に、バックアップ範囲を確認したいです。
これから触る予定:
例: PHP / CSS / .htaccess / 問い合わせフォーム / MySQL / includes
保存済みのファイル:
例: index.php / assets/css / includes / .htaccess / フォーム処理PHP
MySQLの利用:
あり / なし / 未確認
DBを使っている場合のエクスポート:
済み / 未実施 / 対象DBが分からない
触ってほしくないファイル:
例: config.php / db_config.php / .htaccess / 管理画面 / 本番DB
復元が必要になった時に戻したい範囲:
例: PHPだけ / CSSだけ / .htaccessだけ / DBも含む
伏せている情報:
FTP情報、ロリポップ管理画面情報、DB接続情報、APIキー、個人情報
不足しているバックアップと、修正前に止まって確認すべき場所を教えてください。
相談先へ送る前に整えること
制作会社やサーバー会社へ聞く時も、バックアップの有無、触ったファイル、戻したい範囲が分かると話が早くなります。FTPやDBのパスワードは送らず、作業内容だけを整理してください。
| 伝える情報 | 例 | 伏せるもの |
|---|---|---|
| 直前に触ったもの | .htaccess、contact.php、assets/css/style.css | FTP接続情報、管理画面URL |
| 保存済みのもの | 編集前のPHP、CSS、SQLエクスポート、設定メモ | DBホスト名、DB名、DBユーザー名、DBパスワード |
| 起きている症状 | 500、真っ白、フォーム送信不可、CSS崩れ、DBエラー | 個人情報や問い合わせ本文 |
| 戻したい範囲 | CSSだけ、.htaccessだけ、DBも含める | APIキー、秘密トークン |
文面に迷う場合は、サーバー会社・制作会社への問い合わせ文メーカーやロリポップ問い合わせ文メーカーで、伏せる情報を分けながら相談文にしてください。
公式情報で確認するところ
FTP、MySQL、.htaccess はサーバー仕様に関わるため、作業前に公式情報も確認してください。Copicodeでは初心者向けに順番を整理していますが、画面名や仕様は変わることがあります。
| 確認したいこと | 公式情報 | この記事での使い方 |
|---|---|---|
| FTPソフトでファイルを保存する | ロリポップ公式 各種FTPソフトの設定方法 | WinSCPやFileZillaで、サーバー側ファイルをPCへ保存する時に確認します。 |
| MySQLやphpMyAdminを使う | ロリポップ公式 phpMyAdminは使えますか | DBを使っているサイトで、ファイルだけでなくSQLも保存する必要があるか確認します。 |
.htaccess を扱う |
ロリポップ公式 .htaccessの利用方法 | 編集前保存、別名退避、500エラー時の切り分けに使います。 |
| MySQLが使えるプランか確認する | ロリポップ公式 データベース(MySQL)は利用できますか | 問い合わせ履歴や会員情報など、DB保存があるサイトかを確認する時に使います。 |
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