FileZillaでアップロード先を間違えない確認方法
FileZillaでアップロードしたのにページが変わらない時、原因はキャッシュだけではありません。かなり多いのが「正しいファイルを、違うフォルダへ送っている」状態です。
この記事では、ロリポップでFileZillaを使う時に、アップロード先を間違えないための確認順と、AIやサーバー会社へ相談する時に整理する内容をまとめます。
確認日と対象
確認日: 2026年5月18日。ロリポップで独自ドメインまたはロリポップ!ドメインを使い、FileZillaでHTML/CSS/PHPサイトをFTPまたはFTPSでアップロードしている初心者向けです。
WordPressの管理画面からテーマやプラグインを更新している場合、専用のキャッシュプラグインやテーマ設定も関係するため、このページでは主に「FileZillaでファイルを送った場所が正しいか」を確認します。
先に結論
アップロード前に見る場所は、FileZilla右側の「リモートサイト」です。そこが、ロリポップで設定した独自ドメインの公開フォルダと一致しているか確認します。
この記事で解決する症状
- FileZillaでは転送できたのに、公開ページが変わらない
- ロリポップの公開フォルダと、FileZilla右側の場所が合っているか不安
index.phpやassetsを、どの階層へ送ればよいか分からない- 二重フォルダや別フォルダへアップロードしていないか確認したい
この記事で整理できること
- FileZillaの左側と右側の見方
- ロリポップの公開フォルダとアップロード先の合わせ方
- 「アップロード先が違う」のか「ブラウザやキャッシュの問題」なのかの分け方
- 二重フォルダや別フォルダへ送っていないかの見つけ方
- アップロード後に右側の更新日時を見る理由
- AIやサーバー会社へ相談する時に伏せる情報と伝える情報
最初に分けること
FileZillaで送った後にページが変わらない時は、すぐ何度も上書きせず、まず「どこで止まっているか」を分けます。
| 見えている状態 | 最初に疑うこと | 次に見るページ・道具 |
|---|---|---|
| FileZilla右側の更新日時が変わっていない | 転送失敗、上書きスキップ、違うローカルファイルを送っている | 更新日時が変わらない時の確認 |
| 右側の更新日時は変わったが、公開ページが古い | 公開フォルダ違い、キャッシュ、別URLを見ている | FTP反映されない確認メモ |
/site/site/index.php のように同じフォルダ名が2回ある |
サイトフォルダを丸ごと公開フォルダ内へ入れている | このページの「二重フォルダ」確認を先に行う |
| トップページは出るが、CSSや画像だけ古い | CSS/画像の場所違い、キャッシュ、ファイル名違い | CSS・画像のキャッシュ対策 |
| アップロード後に404になる | URLと実ファイルの場所がずれている | アップロード後404の確認 |
アップロード先確認の全体像
FileZillaでは、左側が自分のPC、右側がサーバーです。右側で公開フォルダを開いてからファイルを送ります。
FileZillaの左と右を分けて考える
| 場所 | 意味 | 間違えると起きること |
|---|---|---|
| 左側 | 自分のパソコン | 古いローカルフォルダから送ってしまう |
| 右側 | サーバー上のフォルダ | 公開されない場所へ送ってしまう |
| 下部 | 転送結果 | 失敗しているのに送れたと思い込む |
ロリポップ側で公開フォルダを確認する
独自ドメインを使っている場合、ロリポップの管理画面で「公開フォルダ」が指定されています。FileZillaの右側では、そのフォルダを開いてからアップロードします。
public_html という名前が出てこない場合でも、ロリポップの公開フォルダが同じ役割をします。詳しくは public_htmlとは何か で確認できます。
たとえば公開フォルダが /copicode なら、右側で /copicode を開いた状態で index.php や assets を送ります。
正しい例:
右側: /copicode
送る: index.php
結果: /copicode/index.php
間違いやすい例:
右側: /
送る: index.php
結果: /index.php
二重フォルダの例:
右側: /copicode
送る: copicodeフォルダごと
結果: /copicode/copicode/index.php
送る前の5秒チェック
毎回アップロード前に、次の5つだけ確認するとミスがかなり減ります。
- 右側の上部に表示されているパスが公開フォルダか
- 左側で、今編集しているローカルフォルダを開いているか
- フォルダごと送るのか、変更したファイルだけ送るのか決めたか
- 同じ名前のファイルが右側にあるか
- アップロード後に右側の更新日時を見るつもりでいるか
二重フォルダになっていないか見る
初心者がよくやるのが、サイトフォルダを丸ごと公開フォルダの中へ入れてしまうことです。
| 見えている状態 | 判断 | 確認するURL |
|---|---|---|
/copicode/index.php | 公開フォルダ直下にトップページがある | https://example.com/ |
/copicode/copicode/index.php | 1階層深く入っている可能性 | https://example.com/copicode/ |
/copicode/assets/css/style.css | CSSの置き場所として自然 | https://example.com/assets/css/style.css |
アップロード後は右側の更新日時を見る
転送した後、右側の対象ファイルの更新日時が変わったか確認します。変わっていなければ、上書きされていない可能性があります。
- 下部の「失敗した転送」に残っていないか
- 上書き確認で「スキップ」を選んでいないか
- 別フォルダに同名ファイルを送っていないか
- 左側で古いファイルを選んでいないか
ページごとのアップロード先の考え方
| 変更したもの | 送る場所の例 | 確認URLの例 |
|---|---|---|
| トップページ | /copicode/index.php | https://example.com/ |
| CSS | /copicode/assets/css/style.css | https://example.com/assets/css/style.css |
| 画像 | /copicode/assets/img/example.jpg | https://example.com/assets/img/example.jpg |
| 記事ページ | /copicode/templates/lolipop/example.php | https://example.com/templates/lolipop/example.php |
AIに貼ってよい情報・伏せる情報
AIにアップロード先を確認してもらう時は、フォルダ構成やURLは役に立ちます。ただし、接続情報や個人情報は貼らないでください。
| 分類 | 例 | 扱い |
|---|---|---|
| 貼ってよい | 公開URL、右側のフォルダ名、ファイル名、更新日時、エラー文 | 必要に応じてそのまま共有 |
| 伏せる | FTPホスト、FTPユーザー名、FTPパスワード、管理画面URL、個人情報 | 伏せ字にして共有しない |
| 注意して貼る | サーバー内の絶対パス、非公開ディレクトリ名、顧客名を含むフォルダ | 必要なら一部を伏せる |
相談前に作ると早いメモ
原因が公開フォルダ、二重フォルダ、キャッシュ、404のどれか分からない場合は、画面を見た順番のまま短いメモにします。FTP情報そのものではなく、「どこを開いて、何を送って、どのURLを確認したか」が必要です。
| 目的 | 使うページ | 向いている状況 |
|---|---|---|
| FTP反映されない原因を整理する | FTP反映されない確認メモメーカー | 右側の更新日時、公開URL、キャッシュ、二重フォルダをまとめて確認したい時 |
| アップロード先だけを確認する | 公開フォルダ・アップロード先確認メモメーカー | FileZilla右側の場所とロリポップ公開フォルダが合っているか不安な時 |
| サーバー会社へ聞く文面を作る | 問い合わせ文メーカー | 自分で確認した内容を短く伝えたい時 |
| ロリポップ向けに状況を整える | ロリポップ問い合わせ文メーカー | 独自ドメイン、公開フォルダ、発生時刻、確認済み項目をまとめたい時 |
触らない方がよいもの
アップロード先が分からない状態で次の操作をすると、原因が増えて戻しにくくなります。
- サーバー側のファイルをまとめて削除しない
- フォルダごと丸ごと上書きしない
.htaccessやconfig.phpをバックアップなしで上書きしない- 右側のフォルダが分からないまま、複数の場所へ同じファイルを送らない
- AIにFTPパスワードや管理画面情報を貼らない
AIや人に相談する時のメモ
反映されない時は、FileZilla画面で見ている場所を言葉にできると、相談がかなり早くなります。
入力しながら整理したい場合は、公開フォルダ・アップロード先確認メモメーカーを使うと、公開フォルダ、右側のリモートサイト、送るファイル、二重フォルダ、確認URLを1つの相談文にできます。反映されない原因まで一緒に分けたい場合は、FTP反映されない確認メモメーカーへ進むと、キャッシュや確認URLも含めて整理できます。
FileZillaでアップロード先が合っているか確認したいです。
ロリポップの公開フォルダ:
FileZilla右側のリモートサイト:
アップロードしたファイル:
アップロード後の右側の更新日時:
本番で確認したURL:
下部の失敗した転送:
あり / なし
FTPホスト、ユーザー名、パスワード、管理画面情報は伏せています。
二重フォルダ、別フォルダへのアップロード、公開フォルダの違いがないか確認してください。
公式情報で確認するところ
公開フォルダやFTP接続情報は、サーバー側の設定に関わります。画面名や仕様が変わることもあるため、最終確認はロリポップ公式情報も合わせて見てください。
| 確認したいこと | 公式情報 | この記事での使い方 |
|---|---|---|
| 公開フォルダの意味 | ロリポップ公式 公開フォルダとは | 独自ドメインで表示されるフォルダと、FileZilla右側のアップロード先を合わせる根拠にします。 |
| FTP接続情報 | ロリポップ公式 各種FTPソフトの設定方法 | FTPサーバー名、ユーザー名、パスワード、ホスト初期フォルダの確認に使います。AIには接続情報を貼りません。 |
| 独自ドメインで表示されない時 | ロリポップ公式 独自ドメインで表示できない時 | 公開フォルダにサイトデータが入っていない場合も原因になるため、FTP反映とドメイン表示を分けて確認します。 |