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README.mdの書き方完全ガイド!プロジェクトの顔を魅力的にしよう

これまでの記事で、GitとGitHubの基本的な操作は一通りマスターできましたね。しかし、自分のプロジェクトをGitHubに公開したとき、「このプロジェクトが何なのか、他の人にどうやって伝えればいいんだろう?」と悩んだことはありませんか?

その答えが、プロジェクトの「顔」とも言えるREADME.md(リードミー)ファイルです。この記事では、あなたのプロジェクトの魅力を最大限に引き出し、他の開発者が一目で内容を理解できるような、効果的なREADME.mdの書き方を、基本のMarkdown構文から実践的なテンプレートまで詳しく解説します。


README.mdとは?プロジェクトの「説明書」

`README.md`とは、GitHubリポジトリにアクセスした人が最初に目にする、プロジェクトの概要や使い方を説明するためのファイルです。ファイル名の末尾にある`.md`は、Markdown(マークダウン)という、簡単な記法で文章を構造化できるフォーマットの拡張子を意味します。

優れたREADMEは、訪問者に対して以下のような重要な情報を伝える役割を果たします。

つまり、READMEはあなたのプロジェクトの「第一印象」を決める、非常に重要なドキュメントなのです。


これだけは押さえたい!READMEの必須項目

良いREADMEには、いくつかの共通した構成要素があります。いきなり書き始めるのが難しい場合は、以下の項目をテンプレートとして意識すると、分かりやすいドキュメントを作成できます。


Markdownの基本構文と書き方【コピペOK】

README.mdはMarkdownという記法で記述します。HTMLのように複雑なタグを覚える必要はなく、簡単な記号で文章をきれいに装飾できます。ここでは、よく使う基本構文をいくつか紹介します。

見出し (Headings)

行頭に`#`を付けることで、見出しを作成できます。`#`の数が多いほど、見出しのレベルは小さくなります。

# 見出しレベル1 (h1)
## 見出しレベル2 (h2)
### 見出しレベル3 (h3)

テキストの装飾 (Text Decoration)

文字を強調したり、打ち消し線を引いたりできます。

**これは太字になります**

*これは斜体になります*

~~これは打ち消し線になります~~

リスト (Lists)

箇条書きリストは、行頭に`-`や`*`を付けます。番号付きリストは、数字とドットで記述します。

- りんご
- みかん
- ばなな

1. 最初にこれを実行
2. 次にこれを実行
3. 最後にこれを実行

リンク (Links)

`[表示テキスト](URL)`の形式でリンクを埋め込めます。

[Copicodeのサイトはこちら](https://copicode.com/)

画像 (Images)

リンクの先頭に`!`を付けると、画像を埋め込むことができます。

![ロゴ画像](https://copicode.com/assets/images/logo.png)

コードブロック (Code Blocks)

コードの断片をきれいに表示するには、バッククォート3つ(```)で囲みます。言語名を指定すると、色付け(シンタックスハイライト)が適用されます。

```javascript
console.log('Hello, Markdown!');
```

実践!すぐに使えるREADME.mdテンプレート

これらの構文を使って、汎用的なREADMEのテンプレートを作成しました。これをコピーして自分のプロジェクトに合わせて書き換えれば、誰でも簡単に見栄えの良いREADMEが作成できます。

# プロジェクトタイトル

ここにプロジェクトのキャッチーな説明を1〜2行で記述します。デプロイ先のURLなども記載すると親切です。

![プロジェクトのスクリーンショットやデモGIF](画像URL)

## ✨ 主な機能

このプロジェクトのすごいところを3つほどアピールしましょう。

- **機能1:** 〇〇ができます。
- **機能2:** ××という問題を解決します。
- **機能3:** △△な人におすすめです。

## 🚀 使い方・インストール方法

プロジェクトをローカル環境で動かすための手順を記載します。

1. まず、このリポジトリをクローンします。
   ```shell
   git clone https://github.com/あなたのユーザー名/あなたのリポジトリ名.git
   ```
2. フォルダに移動し、依存関係をインストールします。
   ```shell
   cd あなたのリポジトリ名
   npm install
   ```
3. 以下のコマンドで開発サーバーを起動します。
   ```shell
   npm run dev
   ```

## 🛠️ 使用技術

このプロジェクトで使用している技術スタックを記載します。

- HTML, CSS, JavaScript
- React
- Vite
- ...

## 📜 ライセンス

このプロジェクトは[MIT License](LICENSE)の下で公開されています。