制作会社・サーバー会社に 問い合わせる前に 整理すること
Webサイトの不具合を問い合わせる時、「見られません」「動きません」だけでは原因を絞れません。相手が最初に知りたいのは、どのURLで、いつから、何をした後に、どんな症状が出ているかです。
このページでは、サーバー会社、制作会社、AI、Codexへ相談する前に、送ってよい情報と送らない情報を分けます。最後に、整理した内容を問い合わせ文メーカーへ渡せる形にします。
確認日と作成方針
確認日: 2026年6月12日
このページは、Copicodeの実サイト運用、サーバー会社への問い合わせ前整理、AIへエラー相談する時の安全確認をもとに作成しています。構成整理にはAIを補助的に使うことがありますが、公開前に内容、危険操作、秘密情報、内部リンク、対象範囲を確認しています。
先に結論
問い合わせ前にやることは、原因を当てることではありません。まず、相手が判断できる材料を整理し、秘密情報を伏せることです。
- 困っている公開URLを1つ以上用意する
- 症状を「表示」「エラー文」「操作」「端末」のどれかに分ける
- 直前にした作業、変更ファイル、アップロード時刻をメモする
- 自分で確認したことと、まだ確認していないことを分ける
- パスワード、APIキー、DB接続情報、顧客情報を送らない
- サーバー会社、制作会社、AI、Codexのどこへ聞くか決める
問い合わせ前に情報を整理する流れ
症状、秘密情報、相談先、問い合わせ文、作業ログを分けると、返答後の次の作業も追いやすくなります。
このページで整理できること
- どのURLで問題が起きているか
- いつから起きているか
- PCだけ、スマホだけ、特定ブラウザだけか
- 直前に変更したファイルや作業は何か
- 自分で確認したこと、まだ確認していないことは何か
- サーバー会社、制作会社、AI、Codexのどこに聞くべきか
- 問い合わせやAI相談に送らない秘密情報は何か
最初に分けること
問い合わせ先を間違えると、「こちらでは分かりません」で戻ってきます。まず、今見えている症状を大きく分けます。
| 今見えている状態 | まず疑う場所 | 先にメモすること |
|---|---|---|
| 403、500、SSL、メール、PHP設定、サーバーに接続できない | サーバー側の設定や障害 | URL、発生時刻、エラー文、サーバー管理画面で確認した項目 |
| デザイン崩れ、フォーム表示、文言修正、レイアウト崩れ | 制作ファイル、HTML、CSS、PHP、JavaScript | 期待する表示、実際の表示、スクショ、変更してほしい箇所 |
| 自分のブラウザだけ古い表示、スマホだけ崩れる | キャッシュ、端末差、ブラウザ差 | 端末、ブラウザ、別端末での確認結果、キャッシュ削除後の状態 |
| エラー文の意味が分からない、原因候補を知りたい | AIへ相談してよい切り分け | 秘密情報を伏せたエラー文、直前の作業、確認済み項目 |
相談先別に送る情報
同じ不具合でも、サーバー会社、制作会社、AI、Codexで必要な情報は少し違います。
| 相談先 | 向いている相談 | 送るとよい情報 |
|---|---|---|
| サーバー会社 | サーバー設定、SSL、メール、PHPバージョン、403/500、管理画面側の不明点 | 対象URL、発生時刻、エラー文、契約プラン名、管理画面で確認した項目 |
| 制作会社 | 表示崩れ、文言修正、フォームUI、デザイン、既存ページの修正依頼 | 期待する表示、実際の表示、スクショ、直してほしい箇所、希望期限 |
| AI / ChatGPT | エラー文の意味、原因候補、確認順、問い合わせ文の下書き | 症状、直前の作業、伏せたエラー文、確認済み項目、避けたい操作 |
| Codex | 既存ファイルの調査、差分確認、小さな修正、公開前チェック | 対象URL、対象ファイル、目的、触ってよいファイル、触らないファイル、検証方法 |
送ってよい情報と送らない情報
問い合わせを早くしたい時ほど、情報を全部貼りたくなります。ただし、秘密情報をそのまま送ると、別の問題が起きます。
| 種類 | 送ってよい情報 | 送らない情報 |
|---|---|---|
| URL | 公開ページURL、問題が出るURL | 管理画面URLとID/パスワードのセット |
| エラー文 | パスワードやキーを伏せたエラー文 | DB接続文字列、APIキー入りログ、トークン入りURL |
| 作業内容 | 変更したファイル名、アップロード時刻、使った画面名 | FTPパスワード、サーバー管理画面パスワード、秘密鍵 |
| スクリーンショット | 個人情報を隠した画面、公開ページの表示崩れ | 顧客情報、注文情報、メールアドレス一覧、管理画面の認証情報 |
問い合わせ前チェックリスト
- 困っているURLを用意した
- いつから起きているかを書ける
- PCだけ、スマホだけ、特定ブラウザだけか確認した
- 直前に変更したファイルや作業をメモした
- エラー文があれば、秘密情報を伏せてコピーした
- スクリーンショットから個人情報や管理画面情報を隠した
- 自分で確認したことと、まだ確認していないことを分けた
- サーバー会社、制作会社、AI、Codexのどこへ相談するか決めた
- パスワード、APIキー、DB接続情報、顧客情報は送らないようにした
そのまま使える問い合わせ前メモ
まずは下の形でメモを作ります。送る前に、秘密情報が入っていないか確認してください。
問い合わせ前メモ
困っているURL:
症状:
いつから:
PC/スマホ/特定ブラウザだけか:
直前にした作業:
変更したファイル名:
表示されているエラー文:
※パスワード、APIキー、DB接続情報、個人情報は伏せる
自分で確認したこと:
まだ確認していないこと:
希望する状態:
相談先:
サーバー会社 / 制作会社 / AI / Codex
送らない情報:
FTPパスワード、DBパスワード、APIキー、管理画面ログイン情報、顧客情報
Codexへ作業依頼する場合の追加メモ
Codexに既存サイトの調査や修正を頼む場合は、「触ってよいファイル」と「触らないファイル」を先に書きます。調査だけなのか、実装まで進めてよいのか、本番アップロードしてよいのかも分けます。
Codexへサイト修正を依頼したいです。
目的:
対象URL:
対象ファイル:
今起きている症状:
直前にした作業:
触ってよいファイル:
触らないファイル:
- config.php
- .env
- deploy.local.ps1
- includes/db_config.local.php
- 本番DB
- FTP設定
本番アップロード:
まだしない / 確認後にする
確認してほしいこと:
原因候補、変更前の差分、変更後の確認方法、戻し方
迷ったら、まず問い合わせ文にしない
何が起きているか分からない段階で、長い問い合わせ文を作る必要はありません。まずはこのページで症状、URL、直前の作業、送らない情報を分けてください。整理できたら、次のページで送る文章に変換します。
次に使うページ
整理したメモを、問い合わせ文、AI相談文、公開トラブル確認メモへ変換できます。