Search ConsoleでGoogleが別のcanonicalを選んだ時の確認順
Search ConsoleのURL検査で、ユーザー指定のcanonicalと、Googleが選択した正規URLが違うことがあります。
この状態では、ただcanonicalタグを書き直すだけでなく、内部リンク、サイトマップ、リダイレクト、URL表記、記事内容の重複をそろえて確認します。
先に結論
Googleが別のcanonicalを選んだ時は、次の順番で確認します。
- URL検査で「ユーザー指定canonical」と「Googleが選択した正規URL」をメモする
- HTMLソースのcanonicalが意図したURLを指しているか見る
- canonical先URLが200で開き、noindexではないか確認する
- サイトマップに入れているURLが正規URLと一致しているか見る
- 内部リンクが正規URLへ向いているか確認する
- http/https、wwwありなし、末尾スラッシュをそろえる
- 似た記事と内容が重なりすぎていないか見直す
canonicalは命令ではなくシグナル
Google公式ドキュメントでは、正規URLを伝える方法としてcanonicalタグ、HTTPヘッダー、サイトマップ、リダイレクトなどが説明されています。ただし、URL検査ヘルプでも、Googleが指定したcanonicalを選ぶとは限らず、考慮の対象になると説明されています。
つまり、canonicalを入れたのに別URLが選ばれる時は、「canonicalが無視された」と決めつけず、他のシグナルが別URLを指していないかを確認します。
1. URL検査で2つのcanonicalを見る
最初に、Search ConsoleのURL検査で次の2つをメモします。
| 項目 | 見ること |
|---|---|
| ユーザー指定canonical | サイト側がHTMLやHTTPヘッダーで指定している正規URL |
| Googleが選択した正規URL | Googleが代表として扱っているURL |
この2つが違う場合、HTMLタグだけでなく、サイト内のリンクやサイトマップも含めて確認します。
2. よくあるズレ
| ズレ | 起きること | 確認する場所 |
|---|---|---|
| canonicalはA、内部リンクはB | Googleにどちらが代表か伝わりにくい | 本文リンク、関連記事、ハブ、ナビ |
| canonicalはA、サイトマップはB | 重要URLのシグナルが分かれる | XMLサイトマップ、固定URLリスト |
| httpとhttpsが混在 | 別URLとして扱われる可能性がある | canonical、リダイレクト、内部リンク |
| wwwありなしが混在 | 代表URLが揺れる | サーバー設定、.htaccess、canonical |
| 似た記事が複数ある | 別記事が代表として選ばれる | タイトル、見出し、本文、検索意図 |
| 正規URLがnoindex | 代表にしたいURLが登録されにくい | meta robots、HTTPヘッダー |
3. サイトマップと内部リンクをそろえる
Google公式ドキュメントでは、サイトマップに含まれるURLは正規ページとして示されると説明されています。正規URLを伝えたいなら、サイトマップと内部リンクも同じURLへそろえます。
- XMLサイトマップに入っているURLが正規URLである
- HTMLサイトマップも正規URLへリンクしている
- トップ、ハブ、関連記事のリンク先が正規URLである
- 古いURLやテストURLへ内部リンクしていない
- リダイレクト先とcanonical先が矛盾していない
4. 重複ページと内容差を見る
Googleの正規化ドキュメントでは、重複コンテンツの中から代表URLを選ぶ処理が説明されています。似た内容のページがある場合、canonicalだけではなく、ページの役割を分けることも必要です。
| 状態 | 対応 |
|---|---|
| 同じ答えの記事が2本ある | 統合するか、片方の役割を変える |
| タイトルだけ違い、本文がほぼ同じ | 検索意図、対象読者、手順を分ける |
| 一覧ページやタグページが薄い | インデックス対象にするか見直す |
| 旧URLと新URLが両方残っている | リダイレクト、canonical、内部リンクを整理する |
5. 修正後に確認すること
- HTMLソースにcanonicalが1つだけ出ている
- canonical先URLが200で開く
- canonical先URLがnoindexではない
- 内部リンクとサイトマップが同じ正規URLを指している
- Search ConsoleのライブURLテストで重大なブロックがない
- 修正後すぐに判断せず、再クロールと再評価を待つ
AIへ相談する時のメモ
canonicalの問題は、URLを省略すると判断しにくくなります。管理画面情報や認証情報は伏せて、公開URLとHTMLの該当部分だけを整理します。
Search ConsoleでGoogleが選択したcanonicalが想定と違います。
対象URL:
ユーザー指定canonical:
Googleが選択した正規URL:
正規にしたいURL:
対象URLのHTTP状態:
200 / 301 / 404 / 500 / 未確認
canonical先URLのHTTP状態:
200 / 301 / 404 / 500 / 未確認
noindex:
あり / なし / 未確認
サイトマップに入っているURL:
内部リンクが向いているURL:
似ているページ:
確認してほしいこと:
1. canonical指定が矛盾していないか
2. サイトマップや内部リンクが別URLを指していないか
3. リダイレクトで整理すべきか
4. 内容重複を見直すべきか
5. Search Consoleで次に確認する項目