PHPのエラー文をAIに相談する時の貼り方
PHPでエラーが出た時、エラー文だけをChatGPTやCodexへ貼っても、原因を正しく切り分けられないことがあります。
逆に、DBパスワードや管理URLまでそのまま貼るのは危険です。AIに相談する時は、エラー文、該当コード、直前の変更、隠す情報を分けて整理しましょう。
PHPエラーをAIへ相談する時の整理順
エラー文だけでなく、発生ページ、該当行、直前の変更、隠す情報、期待する回答をセットにします。
先に結論
PHPエラーをAIに相談する時は、次の7つをセットで渡します。
- エラー文を省略せず貼る
- どのURLや画面で起きるか書く
- エラー行の前後のコードを貼る
- 直前に変更した内容を書く
- PHPバージョンやサーバー名を書く
- DBパスワードやAPIキーは伏せる
- 「原因の切り分け順」を頼む
1. エラー文は省略しない
PHPのエラー文には、エラー種別、ファイル名、行番号が含まれています。ここを省略すると、AIが推測で答えやすくなります。
| エラー種別 | 見方 |
|---|---|
| Parse error | 構文ミス。引用符、括弧、セミコロンなどを見る |
| Fatal error | 処理が止まる重大エラー。関数、クラス、includeなどを見る |
| Warning | 警告。ファイル読み込み、変数、配列、権限などを見る |
| Notice | 軽めの注意。未定義変数や配列キーなどを見る |
| PDOException | DB接続、SQL、テーブル、認証情報などを見る |
2. 発生ページと操作を書く
同じエラー文でも、トップページで出るのか、フォーム送信後に出るのかで原因が変わります。AIには「どこで何をしたら出るか」を渡します。
- エラーが出るURL
- 表示しただけで出るのか、ボタンを押した後に出るのか
- PCとスマホの両方で起きるか
- ローカルだけか、本番だけか
- いつから起きたか
3. 該当行の前後を貼る
エラー文に on line 42 と出ている場合、42行目だけではなく、その前後も貼ります。原因は1行前の閉じ忘れにあることも多いです。
- エラー行の前後10〜20行を貼る
- includeしているファイル名も書く
- フォーム処理ならHTML側のname属性も確認する
- DBエラーならSQL文の構造を伏せ字で見せる
4. 直前の変更を必ず書く
急にエラーが出たなら、直前に変えた場所が最重要です。「何もしていない」と思っても、FTP上書き、PHPバージョン変更、共通パーツ編集などを思い出します。
- 最後に編集したファイル
- 最後にアップロードしたファイル
- AIに貼り替えたコード
- PHPバージョンやサーバー設定の変更
.htaccessの変更
5. 貼ってはいけない情報を伏せる
PHPエラー相談では、コードを貼る場面が多いため、秘密情報が混ざりやすいです。AIへ送る前に必ず伏せます。
そのまま貼らない情報
- DB名、DBユーザー名、DBパスワード
- FTP情報
- APIキー
- 管理画面URLやログイン情報
- 顧客名、メールアドレス、電話番号
- 問い合わせ本文などの個人情報
6. AIには修正コードより先に切り分けを頼む
いきなり「直したコードをください」と頼むと、AIが広い範囲を書き換えることがあります。まずは原因候補と確認順を出してもらう方が安全です。
PHPエラーについて相談します。
いきなり全コードを書き換えず、まず原因の切り分け順を教えてください。
エラー文:
発生しているURLまたは画面:
エラーが出る操作:
該当ファイル名:
エラー行の前後コード:
直前に変更したこと:
サーバー名・PHPバージョン:
DBやAPIキーなどの秘密情報は伏せています。
確認してほしいこと:
1. エラー文の意味
2. 原因候補
3. まず確認する場所
4. 変更してよい範囲
5. 本番サイトで安全に直す手順
6. 追加で必要な情報
7. 修正案をもらった後の注意
AIから修正コードをもらったら、すぐ本番へ貼らず、差分、バックアップ、構文チェックを確認します。
- 変更されるファイルが分かる
- 修正の理由が説明されている
- 秘密情報がコードに直接書かれていない
- 不要な全置換ではない
- 構文チェックを通す
- 問題が出た時に戻せる
PHPエラー相談チェックリスト
- エラー文を省略せずメモした
- 発生URLと操作を書いた
- 該当行の前後コードを用意した
- 直前の変更を書いた
- PHPバージョンやサーバー情報を確認した
- DBパスワードなどを伏せた
- AIへはまず切り分けを頼む
- 修正案は本番前に差分とバックアップを確認する