Codexで多言語ページを増やす時の注意点
Codexに多言語ページを増やしてもらう時、本文を翻訳するだけなら簡単に見えます。けれど実際には、URL、lang、共通ナビ、内部リンク、サイトマップ、カテゴリ登録までそろわないと、公開後に「ページはあるのに辿れない」「別言語のリンクへ飛ぶ」という問題が起きます。
多言語対応で大事なのは、翻訳文の自然さだけではありません。既存サイトの言語ルールに合わせて、同じ構造で増やし、各言語から正しく行き来できる状態にすることです。この記事では、Codexに任せる前に決めることと、作業後に見る場所を整理します。
多言語ページ追加を整理する流れ
URL、lang、hreflang、共通パーツ、翻訳品質、サイトマップを確認しながら多言語ページを増やすために、作業前の情報整理から確認までを1セットにします。
先に結論
多言語ページ追加は、翻訳、ファイル配置、共通パーツ、リンク確認を分けて進めます。最初から大量作成せず、1言語1ページで流れを確認してから増やします。
- 既存の言語URLルールを確認する
$page_langとHTMLのlangを正しく設定する- ナビ、フッター、言語切替をその言語に合わせる
- 内部リンクが別言語へ混ざらないよう確認する
- 翻訳文を人間が読み、意味のズレを直す
- サイトマップと登録処理まで確認する
まず既存の言語構成を読む
Codexに作らせる前に、今のサイトがどう多言語を分けているかを確認します。ディレクトリで分けるのか、ファイル名で分けるのか、トップだけ言語別なのかで作り方が変わります。
例えば /en/、/es/ のようなディレクトリがあるサイトと、index-en.php のようなファイル名で分けるサイトでは、追加すべき場所もリンクの書き方も違います。既存ルールを読まずに増やすと、後から整理が大変になります。
多言語で壊れやすい場所
多言語ページは、本文以外の小さな設定で崩れます。特に次の場所は、Codex作業後に必ず見ます。
| 確認場所 | 見ること |
|---|---|
| URL | 既存の言語ルールに合っているか |
$page_lang | ページの言語コードが正しいか |
HTMLの lang | ブラウザや検索エンジンに正しい言語を伝えているか |
| meta | タイトルと説明文が対象言語になっているか |
| 共通ナビ | 別言語のナビを読み込んでいないか |
| 内部リンク | 同じ言語の記事へ向いているか |
| サイトマップ | 対象言語のサイトマップや登録処理に入っているか |
翻訳より先にテンプレートを合わせる
多言語ページでは、本文を翻訳する前にページの型を合わせます。ヘッダー、フッター、広告、内部リンク、コピー用ボタン、図解のパスなど、既存ページと同じ部品を使えているかを見ます。
特にPHPサイトでは、include のパスや config.php の読み込みが少し違うだけで、本番だけ動かないことがあります。Codexには「既存の同言語ページを参考にして、構造を合わせる」と明確に頼みます。
内部リンクを言語別に確認する
翻訳ページの本文だけ対象言語になっていても、リンク先が日本語ページのままだと読者は迷います。関連記事、サイトマップ、ナビ、ボタン、画像のaltまで確認します。
すべてのリンクを翻訳先に置き換えられない場合は、無理にリンクを増やさず、対象言語で存在するページだけへつなげます。存在しないページへ先回りしてリンクを置くと、404や未完成ページが増えます。
Codexへの依頼文
最初の依頼では、翻訳文だけでなく、既存の言語構成と触ってよい範囲を渡します。大量に作らせる前に、1ページだけ作って確認するのが安全です。
Codexで多言語ページを追加したいです。
既存の言語構成:
参考にする既存ページ:
追加したい言語:
追加したい元ページ:
URLルール:
使う共通パーツ:
触ってよい範囲:
触ってほしくない範囲:
まず、既存の多言語ルールを読んでください。
この段階では大量作成せず、1ページだけ追加してください。
作成後に、URL、page_lang、HTML lang、meta、ナビ、内部リンク、サイトマップの確認項目を出してください。
作業後チェックの依頼文
追加後は、Codexに差分を見てもらいます。多言語ページは、見た目が表示されてもリンクやmetaがズレていることがあります。
追加した多言語ページを確認してください。
追加したファイル:
参考にした元ページ:
対象言語:
確認してほしいこと:
- URLルールに合っているか
- page_lang と HTML lang が正しいか
- title と meta description が対象言語か
- 共通ナビやフッターが正しいか
- 内部リンクが別言語へ混ざっていないか
- サイトマップや登録処理に入るか
- ローカルと本番で確認すべきURL
翻訳文は人間が読む
AI翻訳は便利ですが、専門用語、サービス名、操作名、ボタン名が不自然になることがあります。特にWeb制作記事では、翻訳された言葉が読者の画面上の言葉と合っているかが大事です。
完璧なネイティブ表現まで作れなくても、意味が逆になっていないか、危険な操作を軽く見せていないか、読者が次に何をすればよいか分かるかは確認します。
多言語追加メモを残す
どの言語をどのルールで増やしたかを残しておくと、次回の追加が楽になります。
多言語ページ追加メモ
追加日:
対象言語:
元ページ:
追加ページ:
URLルール:
変更した共通パーツ:
確認した内部リンク:
更新したサイトマップ:
本番確認URL:
次に増やすページ:
次回も同じ手順で増やせるように、短くまとめてください。
チェックリスト
- 既存の言語URLルールを確認した
- 1ページだけ追加して流れを確認した
$page_langとHTMLのlangを確認した- title と meta description が対象言語になっているか見た
- 共通ナビ、フッター、言語切替を確認した
- 内部リンクが対象言語のページへ向いているか確認した
- 翻訳文を人間が読んで意味のズレを直した
- サイトマップや登録処理に入るか確認した
- 本番URLで200 OKを確認した