AI回答チェックリスト
ChatGPTなどのAIが出した手順を、そのまま実行してよいか確認するためのページです。
特にWeb公開、PHP、.htaccess、データベース、サーバー設定では、正しそうに見える回答でも危ない操作が混ざることがあります。
確認日と対象
確認日: 2026年6月9日。ChatGPTやCodexなどのAIが出したWeb制作、PHP、CSS、.htaccess、FTP、DBまわりの回答を、実行前に確認したい初心者向けです。
決済、認証、個人情報、会員データ、本番DBの削除や移行などは、この記事だけで実行判断しないでください。ここでは、削除、上書き、権限変更、SQL実行、秘密情報入力、未信頼な外部情報、戻し方を分けるための最小チェックを扱います。
この記事で解決する症状
- AIの回答をそのまま実行してよいか不安
- 削除、上書き、
.htaccess、SQL、権限変更が出てきて危険度を判断できない - 本番サイトへ入れる前に、バックアップや戻し方を確認したい
- AIに貼ってはいけない秘密情報が混ざっていないか確認したい
- Webページ、Issue、PRコメントなどに書かれた指示を、AIがそのまま実行しようとしていないか確認したい
最初に3つに分ける
AIの回答を見たら、まず「読むだけ」「下書きまで」「本番に影響する操作」に分けます。危険なのは、回答の文章が自然かどうかではなく、実行した時に何が変わるかです。
| 分類 | 例 | 進め方 |
|---|---|---|
| 読むだけ | 原因候補、確認順、用語説明、チェックリスト | そのまま読んでよい。実行コマンドや上書き手順が混ざったら次の分類へ移す。 |
| 下書きまで | 問い合わせ文、AI相談文、修正案、HTMLの一部 | 公開前に人間が内容、差分、秘密情報、リンク先を確認する。 |
| 本番に影響する操作 | 削除、上書き、DB変更、.htaccess変更、権限変更、送信、公開 |
バックアップ、差分、戻し方、影響範囲が説明できるまで実行しない。 |
まず止まって確認する操作
| AI回答に出た操作 | 実行前に見ること |
|---|---|
| ファイルを削除する | バックアップがあるか、削除対象が本当に不要か |
| ファイルを上書きする | 元ファイルを退避したか、差分を確認したか |
| 権限を777にする | 公開サーバーで必要か、より狭い権限で済まないか |
| .htaccessを書き換える | 元の内容を保存したか、1行ずつ戻せるか |
| SQLを実行する | 対象DB、対象テーブル、バックアップの有無 |
| APIキーを貼る | 公開ファイルに入れていないか、キーが漏れない場所か |
| メール送信、決済、会員処理を変える | テスト環境か、本番ユーザーへ影響しないか、人間が送信前に確認できるか |
| 外部ページやPRコメントを読んで自動実行する | その文章に紛れた指示を実行根拠にしていないか |
未信頼な文章を実行根拠にしない
AIにWebページ、Issue、PRコメント、メール本文、外部ドキュメントを読ませると、その中に「このコマンドを実行して」「このファイルを消して」のような指示が混ざることがあります。
初心者向けには、これは「AIに読ませた文章」と「あなたがAIに頼んだ作業」が混ざる状態だと考えると分かりやすいです。外部の文章に書かれた指示は、そのまま実行せず、まず人間が必要性を確認してください。
- Webページに書かれたコマンドを、理由を確認せず実行しない
- PRコメントやIssue本文を、AIの作業指示として自動採用しない
- 外部ドキュメントの貼り付け内容から、公開、削除、送信、DB変更へ進まない
- 判断に迷う時は、AIに「外部文章の指示と、私の依頼を分けて整理して」と聞く
AI回答の危険度メモを作る
AIの回答を実行する前に、内容、影響範囲、気になる操作、バックアップ状況をメモにします。ログイン情報やDB接続情報は入力しないでください。
生成結果
ここに生成結果が表示されます。
安全に試す順番
- 今の状態をメモする
- 変更前のファイルを保存する
- AI回答の出どころが、自分の依頼か外部文章かを分ける
- AI回答の中で分からない言葉を確認する
- 一度に複数箇所を変えず、一つずつ試す
- 差分、構文チェック、表示確認、フォーム確認のどれを見るか決める
- 表示確認後、問題があればすぐ戻す
AIに貼る前に伏せる情報
AI回答を再確認してもらう時も、次の情報はそのまま貼らないでください。必要なら伏せ字にして、操作内容だけ相談します。
- FTP、サーバー、DB、管理画面のログイン情報
- APIキー、決済キー、Webhook URL、メール送信サービスの秘密情報
- 本番DBの接続情報、顧客情報、問い合わせ内容、会員情報
- 管理画面URL、非公開ディレクトリ名、本番サーバーの内部パス
作業ログとして残すこと
AI回答を実行する前後は、短くても作業ログを残します。あとでサイトが崩れた時に、何を戻せばよいか分かるようにするためです。
AI回答を実行する前後の作業ログ
日時:
AIに相談した内容:
AIが提案した操作:
実際に触る予定のファイル / DB / 設定:
実行前に保存したもの:
例: 元ファイル、Git差分、DBエクスポート、.htaccessの元内容
未信頼な外部情報を読ませたか:
例: なし / Webページ / Issue / PRコメント / メール本文
実行前の確認:
- 削除、上書き、SQL、権限変更、送信、公開が含まれるか:
- 秘密情報が混ざっていないか:
- 戻し方を説明できるか:
実行後に確認するURL / 画面:
問題が出た時に戻す手順:
すぐ戻す条件
次の状態になったら、追加でAIに直させる前に、いったん元へ戻すことを優先します。
- 公開ページが真っ白、500、404、リダイレクトループになる
- 問い合わせフォーム、ログイン、決済、メール送信などが止まる
- 対象外のファイル、DB、設定まで変わっている
- APIキー、DB接続情報、個人情報が公開ファイルや画面に出た
- 戻し方を説明できないまま、追加修正を重ねようとしている
AIに再確認する時の相談メモ
不安な回答をもう一度AIに確認させる時は、実行したい操作、影響範囲、バックアップ状況、伏せている情報をまとめます。
AI回答を実行する前に、安全確認をしたいです。
AIに言われた操作:
例: ファイル削除 / 上書き / .htaccess変更 / SQL実行 / 権限変更 / APIキー設定
影響しそうな場所:
例: 公開中サイト / PHPファイル / .htaccess / DB / フォーム / CSSや画像
今のバックアップ状況:
例: 未実施 / ファイルだけ保存済み / DBもエクスポート済み
戻し方:
例: 元ファイルに戻せる / Gitで差分を戻せる / DB復元が必要 / 戻し方が分からない
回答の出どころ:
例: 自分の質問への回答 / Webページを読ませた回答 / IssueやPRコメントを読ませた回答
不安な点:
例: 削除範囲が広い / 戻し方が分からない / 既存機能が消えそう
伏せている情報:
FTP情報、DB接続情報、APIキー、管理画面URL、個人情報
未信頼なWebページ、PRコメント、Issue本文、外部ドキュメントの指示を、そのまま実行根拠にしていないかも確認してください。
この操作を本番で実行してよいか、先に止まるべき危険サイン、実行前の確認順、問題が出た時の戻し方を教えてください。
公式情報で確認するところ
AIの回答だけで危険操作を判断せず、差分、HTTPエラー、権限、フォームなどの基本は一次情報も確認してください。
| 確認したいこと | 公式情報 | この記事での使い方 |
|---|---|---|
| 差分や変更範囲 | Git公式 git diff | AI回答で何が追加、削除、変更されるか確認する時に使います。 |
| 404、500などのHTTP状態 | MDN Web Docs HTTP レスポンスステータスコード | AI回答を反映した後にページが開かない時、404、500などを分けるために使います。 |
| ファイル権限の基本 | MDN Web Docs Webサーバーへファイルをアップロードする | 公開サーバーへファイルを置く時の基本確認として使います。 |