AIに修正してもらった後、どこまで自分で確認すべきか
AIにコードを直してもらうと、ぱっと見では正しそうに見えます。
でも、公開中のWebサイトでは「直した場所だけ確認して終わり」だと、別のページやスマホ表示、フォーム送信で問題が残ることがあります。
確認日と対象
確認日: 2026年5月18日。ChatGPTやCodexなどのAIに、HTML/CSS/PHPサイトの小さな修正を頼んだ後の確認を対象にしています。
大規模なアプリ開発、決済、認証、個人情報を扱う管理画面の本番リリースは、この記事だけで判断しないでください。ここでは、初心者が公開中サイトを壊さないために、表示、動作、スマホ、フォーム、戻し方を分けて確認します。
この記事で解決する症状
- AIに修正してもらったコードを反映したが、どこまで確認すればよいか分からない
- 直したページは見えるが、別ページやスマホ表示が壊れていないか不安
- フォーム、ボタン、リンク、CSS、画像をどの順番で確認すべきか迷っている
- 問題が出た時に、追加修正する前に戻せるか確認したい
このページで整理できること
- AI修正後に、対象ページ、関連ページ、スマホ表示、フォーム、ボタンをどこまで見るか決める
- 頼んだ範囲だけが変わったか、関係ない文章、CSS、URL、class名が変わっていないか確認する
- 404、500、真っ白、CSSや画像の古い表示が出た時に、追加修正より先に戻すか切り分ける
- 公開後確認、差分確認、バックアップ、ロリポップPHP保守のどの柱へ戻るべきか選ぶ
このページで作れる整理メモ
AI修正後の確認は、頭の中だけで済ませず、確認したURL、動いた機能、壊れていない場所、戻せるファイルをメモにします。AIへ貼る時は、接続情報や個人情報を伏せてください。
- コード修正をAIに頼むための依頼文メーカー: 追加確認や再修正を頼む時の範囲を整理する
- AIが出したコードを差分で確認する方法: 変更された行と頼んでいない変更を確認する
- Web公開トラブル確認メモ: 公開後に反映されない、404、500、真っ白になった時の状況を整理する
先に結論
AI修正後は、最低限この6つを確認します。
- 修正したページが開くか
- 期待した動きになっているか
- 関係ない場所が壊れていないか
- スマホでも見えるか
- フォームやボタンが動くか
- 問題が出た時に戻せるか
1. 修正したページが開くか
まずは対象ページを開いて、404、500、真っ白になっていないか確認します。
- 対象URLを開ける
- 画面が真っ白になっていない
- 500エラーが出ていない
- PHPエラーや警告が表示されていない
- CSSや画像が読み込まれている
2. 期待した動きだけ変わったか
AIの修正が、頼んだ範囲だけに収まっているか見ます。余計なデザイン変更や文言変更がないかも確認します。
- 直したかった症状が直っている
- 関係ない文章が変わっていない
- ボタンやリンクの位置が変わっていない
- URLやファイル名が勝手に変わっていない
- class名やid名が不要に変わっていない
3. 関係するページも見る
フォーム、ナビゲーション、共通CSS、共通ヘッダーを直した場合は、1ページだけでなく関連ページも確認します。
| 直したもの | 一緒に確認する場所 |
|---|---|
| CSS | トップ、下層ページ、スマホ表示 |
| ナビゲーション | 全ページのメニュー、リンク先 |
| フォーム | 入力、送信、完了画面、メール受信 |
| PHP共通部品 | includeしている複数ページ |
| .htaccess | トップ、下層、画像、CSS、リダイレクト |
4. スマホと別ブラウザで見る
PCでは問題なくても、スマホでは崩れることがあります。最低限、別の表示環境でも確認します。
- スマホで表示する
- 別ブラウザで表示する
- 必要ならシークレットウィンドウで見る
- CSSや画像だけ古くないか確認する
- ボタンが押せる大きさか見る
5. フォームやボタンは最後まで試す
問い合わせフォームや申し込みボタンは、画面に表示されるだけでは確認不足です。最後の完了画面まで見ます。
- 必須項目のエラー表示
- 正常送信
- 完了画面への移動
- メールが届くか
- 迷惑メールに入っていないか
AIに確認項目を出してもらうテンプレート
AIに貼る前に伏せる情報
確認項目を作ってもらう時は、変更内容やファイル名は伝えてよいですが、接続情報や個人情報は貼らないでください。
- FTP、サーバー、DB、管理画面のログイン情報
- APIキー、決済キー、Webhook URL、メール送信サービスの秘密情報
- 問い合わせ本文、顧客情報、会員情報、注文情報
- 本番サーバーの非公開パスや、管理画面URLが分かるスクリーンショット
AIに修正してもらったコードを反映した後の確認項目を作ってください。
修正した内容:
変更したファイル:
関係しそうなページ:
使っている環境:
特に壊したくない場所:
伏せている情報:
FTP情報、DB接続情報、APIキー、管理画面URL、個人情報
回答では、表示確認、動作確認、スマホ確認、フォーム確認、戻し方を分けて、初心者向けのチェックリストにしてください。
自分で確認するチェックリスト
- 対象ページが開く
- 直したかった動きが直っている
- 関係ない表示が壊れていない
- リンクが切れていない
- スマホ表示を確認した
- フォームやボタンを最後まで試した
- エラーが出た時に戻すファイルが分かる
- バックアップを残している
公式情報で確認するところ
AIの回答だけで判断せず、HTTPエラー、ブラウザキャッシュ、フォームなどの基本は一次情報も確認します。Copicodeでは初心者向けの確認順に並べていますが、技術仕様そのものは公式情報を基準にしてください。
| 確認したいこと | 公式情報 | この記事での使い方 |
|---|---|---|
| 404、500などのHTTP状態 | MDN Web Docs HTTP レスポンスステータスコード | AI修正後にページが開かない時、404、500、リダイレクトなどを分けるために使います。 |
| キャッシュで古いCSSや画像が残る | MDN Web Docs HTTP キャッシュ | 修正したのに古い表示が出る時、キャッシュとアップロード漏れを分ける材料にします。 |
| フォーム確認 | MDN Web Docs Webフォーム | フォーム修正後に、入力、送信、エラー表示、完了画面を確認する時に使います。 |